【場面緘黙っ親】が子に求める最終目標

場面緘黙っ子に親・人として日々学ばせてもらっています。
※場面緘黙とは、家などでは普通に話すのに特定の場面(保育園・学校など)では話すことができない状態。


親なら、思っている事!!
それは、
『自立できる子になって欲しい!!』
良い学校に通わせて良い会社に就職し、自分で立って暮らせるようになって欲しい。そして幸せに暮らして欲しい!!
と思っていると思います。

場面緘黙っ親もそう思っています。
でも、
『良い学校に通わせて良い会社に就職し』は思っていません…というより、思わなくなりました。
だって、そこを目指したら辛くなるので…
今のままだと、会社勤めは難しいのかなーっと思っています。
会社はチームプレイなので、コミュニケーション能力はやっぱり重要で、場面緘黙っ子にとって会社は辛い場所かなーっと今現在は思っています。(これから成長し飛躍的に会話力が上がるかもしれませんが…そうなったらいいのになー(笑))


今はただ、
『自立できる子になって欲しい!!』

そのために必要な能力は
『自分はどこまで出来るのか。何が出来ないのかを分かること』
『出来ない時、困っている時に助けを求められること』
だと、自閉症など発達障害を研究されている先生が講演会でお話しされていて、
障害の重度、軽度は関係なくこの2つが出来る子は『自立』出来て生活している。とのことでした。

これは、発達障害とかではなく、皆に当てはまる事だと思います。
ただ、場面緘黙っ子は喋れない分、助けてもらうことは他の人より多いかもしれません。
その時に、どういう形であれヘルプが出せる事ができれば、仕事もでき生きていけると思います。

人は一人では生きていけないからこそ、
助けてと言える事は、生きていく上でとても大切で、言えるように・伝えられるようになったら、
生きやすくなると思います。

【最後に…】
子育てをしていく中でずっと『自立』の言葉がありました。
でも、自立をさすにはどうすればいいのか分からず、
いい学校に入れたい!良い所に就職させたい!!
いい学校に入れるためには勉強を頑張らせないとダメだし、いい会社に入れるためには面接でのコミュニケーション能力が試されるし、
でも、この2つは親が頑張れる事でもなくて、自分で努力するしかないし、もしかしたら努力しても出来ないかもしれない。
勉強は得手不得手があるし、
会話力こそ喋れないから!喋れるようにしてあげないと!と焦っても喋れるものでもないし…
心の健康が大切と分かっているからこそ、この2つを親の私が頑張ると子供の心が壊れるだろうなー…
でも、自立させてあげるにはどうしたらいいんだ!?
とモヤモヤしていました。


そんな時、自立に必要な事は
『自分はどこまで出来るのか。何が出来ないのかを分かること』
『出来ない時、困っている時に助けを求められること』
と学び、スーッと心が軽くなりました。
自分がどこに進んで行ったらいいのか、道しるべをもらえた気持ちになりました。

大きな目標だけど、親が子供に教えてあげられる生きていくうえで大切な事の1つだと思いました😊