場面緘黙っ子に親・人として日々学ばせてもらっています。
※場面緘黙とは、家などでは普通に話すのに特定の場面(保育園・学校など)では話すことができない状態。
療育に通いだして変わったこと…
それは、
会話の中で度々、緘黙っ子から名言が出ること!!です(笑)
例えば、
「出来る時もあれば、出来ない時もある!!一回、やってみることが大切」
「いい事は真似したらいいよ!悪い事は真似したら駄目だけどね!!」
「挑戦しないと分からないから、やってみる!やってみて嫌だったら引き返したらいいだけ!!」
「諦めたらそこで終わり!」とか…
えっ?!スラムダンクの安西先生ですか(笑)
などなど…
そして、言葉だけじゃなくそれを実行に移せている事が本当にすごいと思います。
最近の話ですが、
心も安定し保育園生活も楽しめるようになってきていたので、
「保育園の時間延ばしてみない?」と提案すると、
「うん!やってみる!!でも、嫌だったら辞めてもいい?!」と言ってくれました。
まずは挑戦してみる!!そして、無理だったら引き返せばいい!!と
以前に言っていた名言を実行に移していました😊
挑戦する事はとても勇気がいり、
一歩踏み出したら、どぉってことないのに、
なかなかその一歩が踏み出せない!!
大人でもそうなのに、
不安を感じやすい場面緘黙っ子。
挑戦してみる!一回してみる!!
は、他の子に比べたら何倍もの勇気がいるはず!!
なので、嫌だったらいつでも引き返せる事を伝え、
「一回やってみようって思えることが何より素敵だよ!」と褒め称えました。
この出来事を療育の先生に感謝と共に伝えると、
「私達がすごいのではなく、
緘黙っ子が素直に言葉を受取ってくれ、
やってみよう!と思える緘黙っ子が凄いんです!
それが凄いんです!!
なので、私達は緘黙っ子に対してお話しする時は、特に、心に届くよう伝わるよう丁寧に話をするように気をつけています」
と言ってくださっていました。
ありがたいです🥺
ただ、厄介な事もあり、
「おもちゃがないから、探して!」
と言われ探すのですが見つからないので、
「なかった!!」
と言うと、
「諦めちゃダメ!諦めたらそこで終わり!!」
と、こちらにも求めて来ることがあり、
その時は、
『いやいや…諦めさせて!むしろ、めちゃくちゃいいように名言使ったなー!!』と心の中で思い、
「おもちゃなくなったのは、片付けなかったからでしょ!」と正論をぶつけてしまいます。
もっと上手に笑いを取りながら言い返せたらいいのに、自分のユーモアのなさに毎回ガッカリです。
【最後に…】
療育の先生からたくさんもらった素敵な言葉を、心の引き出しに入れていた緘黙っ子。
そして『自信』というものがついてきた時に、
その心の引き出しから、今の自分にあった言葉を取り出して発しているんだと思います。
まだ、幼いので素直に言葉が入ってくるのもあるとは思うのですが、
言葉が持つ威力は凄いな!と思います。
言葉で人は傷つくし、
言葉で人は癒やされる。
言葉で人は笑顔になれるし、
言葉で人は変われる!!
なので、親が子供に発する言葉はやっぱり大切だなーっと改めて思いました。
もっと自分にユーモアがあれば…
ユーモアセンスを磨いて子供を笑顔にするぞー!!
でも、ユーモアセンスってどうやって磨いたらいいのでしょうか?!
また、難題が出てきました😖