【場面緘黙っ子】が療育に行くまで(決定)

場面緘黙っ子に親・人として日々学ばせてもらっています。
※場面緘黙とは、家などでは普通に話すのに特定の場面(保育園・学校など)では話すことができない状態。

 

障害児相談支援事業者から、
紹介してもらった療育施設に電話を入れ、
見学希望の旨を伝えました。

既に、障害児相談支援事業の担当の方が連絡を入れてくれていたので、スムーズに事が運びました。

数日後、子供と一緒に見学へ行きました。

療育施設では、どんな事をしているのか見たかったのですが、その施設の方針で
「来ている子が優先なので、他の人がいたら気が散ったりして療育に集中できないので、見学は子供達がいない時に来てもらっています。」
と言われました。

施設長と1時間以上、子供の状況や困り事を話しました。
施設長は『お話が出来ない!』と言うワードを本人の耳には極力入らないようにしてくれていました。
その間、子供は施設内にあるおもちゃで楽しく遊んでいました。
親がいても、他の人がいたら声が出ない場面緘黙っ子がこの施設では声を出して遊んでいました。

この施設・施設長なら子供を安心して預けられる!
ここにしよう!!
と思いました。

ただ、ここしか見学に行っていないので、
もっと他にも良い施設があるのかもしれないなー
違う施設を見たほうがいいのかなー
っとも思ったのですが、
子供の困りごと・親はどんな事を療育先に求めているか、などなど…
障害児相談支援事業者と1時間電話でお話し、
さらに面談でも1時間お話しし、
紹介してくれた施設だった事もなり
『親身になってくれた相談員さんが紹介してくれた施設で、たまたま卒業した子がいて、今1人空きがあるっていうのは、何かの縁だ!!ここにしよっっ』
と決断しました!!

療育先が決まったので、
さっそく病院の受診予約をし、
障害児相談支援事業者に、紹介してくれた施設に通いたいこと。病院受診する日などを伝えました。

予約から1か月後に病院を受診でき、
療育先が決まったので意見書を書いてほしい旨を伝えると、快く書いてくれました。

そして、意見書を書いてもらえた事を障害児相談支援事業者に伝えると、
家に訪問してくれ、市の受給者証をもらうために必要な書類などを用意してくれ、
それを市の福祉課に提出しました。

市の福祉課の方に2週間後ぐらいに受給者証が届くと思います。
と言われたので、
療育先に受給者証を申請し、2週間後に届く予定である旨を伝え、いつから療育を始めるかなどを電話で話、その電話から1か月後に療育をスタートしました。

 


【最後に…】

療育に行かせたい!と思い、
病院を受診するまでに1か月、
受診しても意見書を書いてくれず、
まず療育先を探そうと、
障害児相談支援事業者に相談するも、
そこも相談者がたくさんいるので2ヶ月待ち。
療育先の見学や、再度、病院受診などなどで、
私達は結局、療育をスタートするまでに半年かかりました。

療育は手続きやら施設探しなど色々あり、
すぐには始められないので、
思い立ったらすぐに行動したほうがいいのかなーっと思います。

 

療育に行かせたい!と動きましたが、
一人ではとても、出来なかったと思います。
まずは、市の教育相談や福祉課などに相談したらいいと思います。
自分で調べたりせず、教えてもらった通りに動いているだけだったのに…なかなかの労力でした。
もし、自分で全て調べて手続きして…となると、
途中で投出していたかもしれません。

今、思うことは、
日々の育児で疲れ切っている場面緘黙っ親。
ヘトヘトになって笑顔がなくなっていく前に…
頼れる所は、どんどん頼ったらいい!!と思います😊