場面緘黙っ子に親・人として日々学ばせてもらっています。
※場面緘黙とは、家などでは普通に話すのに特定の場面(保育園・学校など)では話すことができない状態。
療育施設に通うには、
まず医師の意見書が必要とのことで、
病院を受診しました。
(※受給者証を申請するため)
ところが、
「場面緘黙っ子が通える施設があれば書くから、まずは施設を探してみて!!」
と言われ、施設を探すことにしました。
そこで市の教育相談の心理士さんに教えてもらった市が委託している※相談支援事業所に電話をしました。
※
障がいのある人やその家族から相談を受けて、福祉サービスを受けるための手続きを行ったり、情報を提供したり、助言を行ったりする所
教育相談室の心理士さんに意見書がないと真剣には探してくれないかも…と言われていたので、
初めに医師の意見書は今はないが、場面緘黙っ子に合う施設があれば、書いてくれると言われました。
と伝えました。
そして相談支援員の方に、
場面緘黙っ子の事・困り事・どうゆう事を親として求めているかなどを聞かれました。
私が求めていたのはただ一つ
『子どもに家以外の場所を作ってあげたい』
それだけでした。
そして1か月後、障害児相談支援の支援員さんと
面談をし、
「電話で話を聞いて療育先を探してみたので、一度見学に行ってみて下さい。もし合わないと思ったら、また違う施設を探してみますので。」
と言われました。
1つの施設しか紹介してくれなかったので、
「1つしか紹介しないのはどうしてですか?」
と聞くと、
「何個もあると、どこが良いのか、
分からなくなって親御さんが悩みすぎてしまい、
結局、面倒くさくなって療育を先延ばしにしてしまう事があるので、
1つだけ紹介して見学に行ってもらって、合わないと思ったら、違う施設を紹介するようにしています。」
と言われました。
確かに一理あるなーっと思ったのは、
以前、マンションが欲しい時があり、
物件の見学会に足しげく通っていたのですが、
物件を見すぎて、どれが良いのか分からず、
面倒くさくなり結局買いませんでした。
マンションの見学会は楽しいのでワクワクした気持ちで行けますが(景品などももらえるし)、
療育施設の見学は楽しいものではなく、
やっぱり労力がいるので、数カ所見学するだけでも親は疲労すると思います。
そして、面倒くさくなり療育を先伸ばしにするのはとても、勿体ないと思います。
なので、もし相談所などがあれば、
そこにお願いし2・3個紹介してもらったらいいのかなーっと思います。
私は1箇所しか紹介してもらえなかったのですが、
やっぱり他の施設も見てみたい!!と思う気持ちもあったので…(自己満のため)
ただ、親が真剣に考えている事が相談所に伝わっていれば、変な所を紹介されることはないと思うので、まずは紹介してくれた施設で療育をスタートしてみてもいいのかなーっと思います。
結局は
通ってみないと合う!合わないは分からないと思います。
親が良くても本人が楽しく通えるかは分からないので…。
そして、紹介してもらった療育先に電話をし見学に行きました。
【最後に…】
療育先を自分で探すこともできますが、
療育施設は重度の障害の子を得意にした施設、
グレーの子を得意にした施設、
運動に特化した療育、
送迎ありなし。
などなど、色んな療育施設があるので
それを探すのはとても大変です。
もし障害児相談支援所など、探してくれるような場所があれば、
そこに依頼したほうが、
親の負担も少なく子供に合った施設を探せると思います。
また、療育先が決まれば、受給者証が必要になるのですが、受給者証取得のためには
利用申請の際に必要となる「障がい児支援利用計画案」
そして、市からサービスの支給決定がなされた場合には、「障がい児支援利用計画」を作成しないといけないのですが、
もし、そのような相談支援所を利用しなければ、
自分で作らないといけなくなります。
そして、療育先が決まり通いだした時、
直接言うのは言いにくい事を相談した時にも、
上手に療育先に伝えてくれ解決した事もありました。
なので、療育先探し中だけではなく、
受給者証申請の時や
療育に通いだしてからもお世話になっているので、
もし、そういう相談所があるのであれば利用したほうがいいと思います😊
※受給者証とは
福祉サービスを利用するために自治体から交付される証明書。
受給者証持っていなくても受け入れてくれる施設もあるが、ほとんどの施設は持ってる人を受け入れている。
なぜなら、原則9割を国や自治体が負担して家庭では1割を負担することになっているため、
もし払ってくれなくても絶対に9割は入ってくるため。
そして、その負担額にも上限があり、
世帯年収が890万までの家庭は、何度サービスを利用しても4600円で、
世帯年収が890万以上の家庭は何度サービスを利用しても、37200円です。
年少〜年長(3歳児〜5歳児)は無料でサービスを利用できます。