【場面緘黙っ親】ペアレントトレーニング受ける

場面緘黙っ子に親・人として日々学ばせてもらっています。
※場面緘黙とは、家などでは普通に話すのに特定の場面(保育園・学校など)では話すことができない状態。

 


私が参加したペアレントレーニングは市が無料で主催してくれており、病院でしているペアレントレーニングとは違うのかもしれないですが…
せっかくの機会だし無料だしと思い参加しました。


未就学児を対象に1回2時間、
2週に1回、計6回講習がありました。

年少〜年中、年中〜年長と年齢で分かれており、
参加者は12人で1グループは6人で構成されていました。


まず、第1回目は全員に自己紹介をして、
講習を受ける前から宿題として出されていた、
サポートブックをグループで回し読みをし、
その感想を言い合ったり、
はじめましての隣の人を1分間褒めて、
それについての感想をみんなの前で発表する。
と言う内容でした。
そして、宿題がでました。
それは…家族を褒めよう!!と言うことで、
2週間どんな事を褒めたのか、その時の相手の反応を書き残す。というものでした。

※サポートブックとは
子どもに家族以外の人に関わってもらうときに、関わってくれる人(支援者)に知っておいてほしい「子どもの様々な情報」をまとめた冊子

2回目は、
宿題をグループで回しながら皆の褒め方などを参考にしたり、褒めることで何を感じたかなどを発表しました。
また、子供の褒め方・叱り方を学びました。
内容は…
褒め方:過程を褒める
叱り方:悪い事をする時には理由がある。それが何かを考え理解してあげる。
癇癪:落ち着くまで待つ。落ち着いたら何が嫌だったのか話を聞く。
嫌なことを言ったりする:無視する。

そして、また一回目と同じ宿題がでました。

3回目は、
宿題の発表をした後、
やれば少し手が届きそうな課題を考えて、
それを達成するにはどうしたらいいかを考える!
という作業をし、またそれを発表する。
私は『保育園から帰ってきたら水筒をカバンから出す!!』を課題にしてみました。
課題を達成するためには、
『まずは声掛け・
カバンを置く所に"すいとう"と紙を貼る
出来たら記載の紙に丸を子供が書く』
を考えて実行するよう設定しました。
そして、実際に2週間やってみて、その記録を書き残す!!という宿題がでました。

4回目は、
その結果をまたグループで共有して、
どうだったかを話し合い、
反省点などを踏まえこうしたらいいのではないか?!などを皆で相談し合う。
そして、達成出来た人は新たな課題を考える。
そして、その課題に2週間取り組んでみる。という宿題がでました。

5回目は
前回の宿題をしてみて、どうだったかの感想や工夫したところなどを発表しました。
そして、市が開催しているので、
特別支援(支援級・通級・保育所等訪問支援など)を受けるためにどうすればいいのかを教えてくれました。

6回目は
講習を受ける前に書いたサポートブックを、
もう一度見直して、書き足したり訂正したりし、
それを皆で回し読みし、発表する。
と言う感じでした。


実際に受けてみて思ったことは…
時間があれば受けてもいいし、忙しいなら受けなくてもいいし…
どっちでもいいかなーっと🥴

でも、過程を褒める!!ということを意識するようになり、子供の些細なことでも、以前よりは気付き褒めれるようになったかなーっと思います😊 


【心のつぶやき】
アレントレーニングをすると、
子供への接し方が分かり、
親も変われるのかなーっと思っていたので、
3回目ぐらいまでは、
期待していたのと違う!!
時間の無駄だなーっと正直、思っていました。

でも、回数を重ねていくごとに、
発表などを通して親同士が仲良くなっていきました。
同じ地域に住んでいる事もあり、
色んな情報交換をしたり、
場面緘黙症はいなかったのですが、
それぞれ特性がある子供を育てているので、その苦労を分かち合ったり…と
講義を受けに行くというよりは、
その人達に会いに行く!!を目的に参加していました。


特性を持った子の親はなかなか相談できる相手がいない…でも、悩みはめちゃくちゃあって苦しんでいる。
子育てに正解はないように、特性だって十人十色…
だから、正解なんてない!!
ただただ、悩みを話して・聞いて
『分かる分かるー!』と共感しあえる仲間がいる、
そんな居場所を探しているんだと思います。
そんな場所があれば、
悩み苦しんでも愚痴を吐きスッキリし、
また毎日の子育てを頑張れるんだと思います😊